活動報告(令和元年度以前)

活動報告(令和元年度以前)

令和元年度あわっ子文化大使活動報告

10月6日(日)あわ歴史・文化体験モニターツアー
 「あわっ子文化大使」と「高校生サポーター」によって,ツアーの企画・ガイド原稿の作成等を行ってきた「あわ歴史・文化体験モニターツアー」を実施しました。前回の体験ツアーで修正を加えたガイド原稿を使って,「あわっ子文化大使」がガイド役を務めました。慣れないバスの中や屋外でのガイドでしたが,徳島の魅力を伝えるために笑顔でツアーガイドを行うことができました。
 また,当日は広報用の映像の撮影も行われました。
  
      藍染め体験         完成作品を披露

  
    土柱展望台でのガイド     土柱頂上からのガイド
   
   昼食は「たらいうどん」で     阿波おどり体験
【あわっ子文化大使の感想】
・今回は,一般の方たちも一緒で,私たち「あわっ子文化大使」はガイドという形での参加だったが,自分たちも十分に楽しむことができた。参加者の方たちも楽しんでくださったようで,嬉しかった。もっと多くの人に「あわ文化」をPRしていきたいと思った。
・ガイドはゆっくりと聞き取りやすいように言うことを心がけた。前回の体験ツアーの研修の時に講師の方にアドバイスいただいたことに気をつけながら,ガイドを行った。
【一般の参加者の方の感想】
・始めて参加しました。徳島に住んでいるのに藍染めは初めて,土柱は25年ぶり?阿波おどりは20年ぶり?でした。どれもとても楽しく体験させてらいました。ぜひとも県内外・世界に伝えたいです。
・非常にはきはきと話されていて,聞き取りやすかったです。内容もわかりやすく,途中でクイズを取り入れるなど,とても工夫されていて飽きなかったです。 

 

夏休み中,多くの「あわっ子文化大使」の活動が行われました。
各活動を紹介します。
 7月26日(金)夏休み中学生県議会体験会
 開かれた県議会の一環として,議会の活動を学んだり,県議会議員の方と意見交換を行ったりしました。
あわっ子文化大使は「徳島の魅力を発信しよう」というテーマで意見交換を行い,自分たちが住んでいる地域や徳島の良さを県内外に発信し「徳島ファン」を増やすための具体的なアイデアを出し合うことができました。
   
      議事堂見学           意見交換           代表者による報告
 
 7月27日(土)あわ歴史・文化体験ツアー
 あわっ子文化大使と高校生サポーターが作成したガイド原稿をつかってガイド研修を行いながら,自分たちが企画したコースを実際に体験しました。
 ガイド研修では,講師の方から,母音をしっかり発音し聞き取りやすく口を大きく開けること,相手の目を見て思いを伝えること等,ポイントを教えていただいた後,全員で発声練習をしました。各体験場所でのガイド原稿についても丁寧にアドバイスをいただき,内容を深めることができました。
【あわっ子文化大使や高校生サポーターの感想】
 (藍染め体験)
 たくさんの模様の付け方があって,いろいろと工夫をしながら楽しく作ることができました。周りの人たちと色合いが違ったり,模様をつける位置が違ったりして,見せ合うのも楽しかったです。私は,初めて藍染めを体験しましたが,意外と簡単で,結構イメージ通りにできたので,嬉しかったです。10月も参加者の方々と楽しみたいです。
 (阿波の土柱)
 坂道はなかなか急で,汗ばみながらの見学だったが,土柱の大きさやボランティアガイドの方が説明してくれた歴史に感動した。お話によると土柱はおよそ800年後には風化などによって,なくなってしまうかもしれないということで,自然の儚さに少し趣深いものを感じた。
 (たらいうどん)
 川がとても透き通っていた。木々が心地のよい影をつくっており,イモリやトンボなどがさらに自然を象徴していた。そんな景色を見ながら食べる「たらいうどん」はとてもおいしかった。また,みんなと分け合ったので会話もはずんで楽しかった。
 (阿波おどり会館)
 実際に会場で観ると,鳴り物や踊りの迫力が伝わってきてとても感動しました。
 今までも,何回か阿波おどりを生で観たことがありましたが,何回観ても,やっぱり自分の地元にある「阿波おどり」は素晴らしいと改めて感じました。
   
    バスの中で発声練習      あわっ子文化大使によるガイド  
    
                 藍染め体験                          
   
      阿波の土柱            たらいうどん
  
     阿波おどり体験 
 今回,研修の中で学んだガイドの手法や修正を加えたガイド原稿を元に,10月6日(日)には,実際にモニターの方に参加していただくツアーを行います。
 あわっ子文化大使と高校生サポーターで企画したツアーを楽しんでいただきたいと思います。

 8月7日(水),8月9日(金)図書館司書体験
 徳島県立図書館で,2日間にわたって司書体験が行われました。
 1日目は,図書館司書の大切な仕事の一つである「レファレンス」について学んだ後,
班に分かれ,役割分担をして体験しました。また,普段は見られない図書館の裏側も見ることができました。
 2日目は,小さなあわっ子たちのための「おはなし会」で,徳島の昔話の読み聞かせを行いました。
     
       図書館探検           レファレンス体験           お話会
【あわっ子文化大使の感想】
 1日目は,図書館探検で,普段は一般のお客さんが見ることのできない書庫などを見学することで,図書館の裏側を知ることができ,良い経験になりました。
 また,本の調べ方やレファレンスについての講習を受けて,「レファレンス」という仕事があることすら知らなかった私からすると,初めてのことばかりで,すごく勉強になりました。これから図書館を利用するときは,いろいろな方向に目を向けてみたいと思います。
 2日目は,小さな子どもたちに向けて,本の読み聞かせをしました。今までこのような機会がなかったので,すごく緊張しましたが,小さな子どもたちがしっかり前を向いて話を聞いてくれたので,私もあせらずに読むことができました。
これをきっかけに自分の弟にも読み聞かせをしてもいいかなと思いました。
 実際に自分で体験をしてみると,いろいろな発見ができて面白かったです。

 8月12日(月)「とくしま連」と阿波おどり
 本番に向けて5回の練習に参加し,当日は,「とくしま連」とともに,2つの演舞場に躍り込みました。演舞場では来場のお客さんに「あわっ子文化大使うちわ」も配り,徳島の四大モチーフをPRしました。
    
      出発前に            演舞場で            演舞場で

 8月23日(金)あわっ子シンポジウム
 あわっ子文化大使と高校生サポーターによって司会原稿,各活動の発表原稿,展示資料等の作成を行ってきた「あわっ子シンポジウム」を開催しました。
 当日は,あわっ子文化大使1期生の社会人・大学生サポーターにも参加いただき,鳴門教育大学大学院の梅津正美教授による講演,あわっ子文化大使による活動報告,梅津先生にコーディネーターをお願いし,社会人・大学生サポーター,高校生サポーター,あわっ子文化大使がパネリストを務めたパネルディスカッションという内容で,あわっ子文化大使の運営のもとシンポジウムを進行しました。
 パネルディスカッションでは,先輩サポーターから貴重なアドバイスをいただき,充実した時間となりました。
     
       講演             活動報告            パネルディスカッション
【あわっ子文化大使の感想】
 講演を聴き「ふるさと」とは何かを深く考えることができた。「あわ文化」を伝えていくことは,難しい面もあるが,まずは,相手に興味をもってもらわなければいけないと思った。地域ごとに良さを見つけ,その良さを知ってもらうために地域の人がつながって何かできればと思った。
 自分ももっと「あわ文化」について知らなければいけないと思った。
【先輩サポーターの感想】
 現在の「あわっ子文化大使」の活動の幅広さに驚いた。
 4K映像の撮影やナレーション収録,You Tubeでの「英語版プロモーションビデオ」の配信など,グローバルに活動しているので,これからさらにどのように変化していくのか,とても楽しみです。

あわっ子文化大使活動報告

本年度の「あわっ子文化大使」と「高校生サポーター」の活動も3回目となりました。
今回の活動内容を紹介します。

 6月30日(日)あわ文化PRプロジェクト3
 8月に開催する「あわっ子シンポジウム」の際の司会原稿,各活動の発表原稿,展示資料の作成を各班で役割分担をして行いました。
 自分たちが「あわっ子文化大使」や「高校生サポーター」として伝えたいことは何かを考え,意見交換をし,何度も検討を重ねながら原稿を作成することができました。      
 また,展示資料も工夫をし,丁寧に仕上げることができました。

    
          司会原稿の作成                  発表原稿の作成                    展示資料の作製

(令和元年度)あわっ子文化大使活動報告

本年度の「あわっ子文化大使」と「高校生サポーター」の活動を5月12日(日)から開始しました。
 今までに実施された2回の活動を紹介します。

 5月12日(日)あわ文化PRプロジェクト1
 ・「あわ文化」の発信について先輩方とともに考える「あわっ子シンポジウム」と
  徳島の魅力を再発見するための「あわ歴史・文化体験ツアー」の企画をあわっ子
  文化大使と高校生サポーターで行いました。高校生サポーターがこれまでの経験
  をもとにあわっ子文化大使にアドバイスをしたり,あわっ子文化大使が質問をし
  たり,活発に意見交換をしながら活動を進めることができました。
    
     各班で意見交換     各班のツアー案の発表

 6月9日(日)あわ文化PRプロジェクト2
 ・「あわ歴史・文化体験ツアー」の際にあわっ子文化大使が行うガイドの原稿と
  資料の作成を各斑で役割分担をして行いました。
   参加した方と楽しくコミュニケーションをとりながらツアーが行えるよう,
  体験場所に関するクイズを交えたり,ガイドを聞く方に分かりやすい原稿にする
  ため,表現の方法を考えたり,各版で工夫をしながらガイド原稿や資料を完成さ
  せました。
     
    ガイド原稿の作成     旅程の地図の作成

平成29年度後半の活動

平成29年度のあわっ子文化大使の主な活動が,冬休みに終了しました。
本年度の後半の活動について,紹介します。

9月23日(土)・9月24日(日)地震津波碑PRプロジェクト
 地震津波碑4Kデジタルコンテンツ作成のために,海陽町鞆浦・海陽町浅川と美波町東由岐・阿南市福井町の地震津波碑を2日間にわたって撮影しました。
 
  大岩慶長・宝永地震津波碑         東由岐大池

11月12日(日)第2回ジュニア浄瑠璃フェスティバル
 阿南市の林崎農村舞台で行われた「第2回ジュニア浄瑠璃フェスティバル」にスタッフとして参加しました。アナウンスや会場受付,記録写真の撮影等の役割を担当しました。
 また,小中高校生が演じる人形浄瑠璃を鑑賞し,人形浄瑠璃について学ぶこともできました。
  
     司会を担当            会場受付を担当

11月26日(日)徳島県中学校総合文化祭(中央大会)での3D浄瑠璃人形の披露
 夏休み中に「伝統をメイク2017」のプロジェクトをとおして3Dプリンターで製作した“次世代お鶴人形”を実際に動かして,多くの人に披露しました。

  
    披露に向けて練習        3D浄瑠璃人形の披露

12月16日(土)あわっ子文化大使キャラバン・スキルアップ研修
 塩田屋敷(福永家住宅)の見学,高速観潮船に乗っての渦潮見学,大谷焼手びねり体験を行いながら,観光ガイドの方よりあわ文化の紹介の手法を学びました。

〈あわっ子文化大使が考えたガイド原稿〉抜粋
~福永家住宅~
 こちらは,福永家住宅です。この地では昔,塩を製造していて,その工程がよく分かることから国の重要文化財に指定されています。建物の中には,塩づくりのための設備が残っており,当時の塩づくりの様子を感じ取ることができます。
~渦潮見学~
 渦潮は,世界でもなかなか観ることのできない,貴重なものです。橋の上から観るのも良いですが,私は船から観ることをお勧めします。近くで観れば観るほど渦潮の美しさにすいこまれそうになります。大迫力の渦潮をぜひ,お楽しみください。
~大谷焼~
 たくさんの焼き物が並ぶ店。ここでは,大谷焼を造る体験が出来ます。職人さんが最初に説明をしてくださり,その後体験が出来ます。なかなか,上手に造ることができないと思うかもしれませんが,心配いりません。職人さんの素晴らしいサポートもあるので,自分が納得いく作品を造ることができますよ。
 
   ガイド内容をレポート     自分のガイド原稿でガイド体験
 
12月17日(日)「南海地震徳島県地震津波碑」登録記念シンポジウム
 海陽町阿波海南文化村で開催されたシンポジウムに参加し「地震津波碑の調査活動」をとおして,学んだ事や自分の思いなどを発表しました。

  
           シンポジウムでの意見発表

12月27日(水)図書館司書体験
 「調べ物のプロになって,徳島をまるごと調べよう!」をテーマに司書体験が行われました。図書館についての基本的な学習をした後にグループに分かれての「調べ方体験」や「レファレンス体験」を行いました。

  
  資料の検索について学習      グループで調べ学習

 平成29年度は,16の行事で,20日以上の活動を行いました。
 来年度もしっかりと「あわ文化」の発信をしていきたいと思います。

夏休みの活動(平成29年度)

夏休みに実施された活動について,紹介します。それぞれの活動に,たくさんのあわっ子文化大使が参加し,充実した活動を行いました。

7月25日(火)南海地震津波碑の調査
 海南町浅川を中心に南海地震津波碑の調査活動を行いました。4名のあわっ子文化大使が参加し,津波碑の調査や拓本とりを積極的に行いました。
 また,実際に津波を体験された方から,当時のお話を聞きました。 
   
 大岩慶長・宝永地震津波碑の調査       津波碑の拓本とり     

7月28日(金)中学生県議会体験
 近い将来有権者となる中学生が,議会の活動を学んだり,県議会議員の方と意見交換を行ったりしました。あわっ子文化大使は「誘客おもてなし徳島」というテーマで意見交換を行い,徳島への観光客を増やすために自分たちができることについて,さまざまな角度から意見を述べました。

               意見発表
 
7月30日(日)あわっ子文化大使キャラバン~西コース~
 午前中は,あわっ子文化大使10名が,脇町南町(うだつの町並み)探索や和傘工房の見学を行った後,徳島の郷土料理「そば米雑炊」をいただきました。
 午後は,阿波和紙伝統産業会館で,和紙漉き・藍染め体験を行い,世界にたった1つのはがきやハンカチを作りました。
   
    脇町南町の探索           完成した藍染めのハンカチ
(あわっ子文化大使の感想)
・染めたときに,最初は緑色だったので驚いた。水洗いした時に藍色になった。藍色は,とてもきれいな色だった。機会があればまた,作りたいと思った。作ったハンカチは,使いたくなるようなイメージどおりの仕上がりだった。
・今日一日とても楽しかった。徳島の名産品や名所の名前は知っていても,今まで行ったり体験することがなかったので,今回,体験してみて,徳島にはこんなにすばらしい魅があると気付くことができた。学校でも友達に教えてあげようと思う。

8月2日(水)~4日(金)ジュニア学芸員講座
 「自然コース」と「人文コース」に分かれ,博物館の仕事を体験しました。
 自然コースでは,ブラックライトを当てたときに光る物を,収蔵庫や身近なところで探して調べ,展示をしました。
 人文コースでは,「阿波おどり・祭り」「戦争」など,みんなでテーマを決めて資料を調べ,展示しました。赤外線カメラによる調査も体験しました。

 「ジュニア学芸員」の認定書をいただきました   

8月6日(日)~9日(水),8月28日(月)~30日(水) 伝統をメイク2017
 先端技術を用いて,阿波人形浄瑠璃の保存と継承に取り組む徳島大学のプロジェクト「伝統をメイク」に参加し,さまざまな分野のプロフェッショナルとともに「デジタル出力の次世代お鶴人形」の制作を体験しました。
 
    顔づくり(メイク)        完成した3D浄瑠璃人形

8月12日(土)とくしま連と阿波おどり
 本番に向けて5回の練習に参加し,当日は,とくしま連ともに,2つの演舞場に踊り込みました。演舞場では,来場のお客さんに「あわっ子文化大使うちわ」も配り,徳島の四大モチーフ(阿波藍・阿波人形浄瑠璃・ベートーヴェン第九・阿波おどり)をアピールしました。
   
      出発前に              市役所前演舞場

8月22日(火)あわっ子文化大使キャラバン~南コース~
 午前中は,日和佐の海岸沿いの遍路道を歩く中で,お遍路さんの「道しるべ」についてのお話を聞きました。暑い中での体験でしたが,えびす洞では,気持ちの良い風を感じることができました。また,南海地震津波碑の見学も行いました。
 午後は,「自然と人間の共存」をテーマにつくられた,うみがめ博物館「カレッタ」で学んだ後,阿南・光のまちステーションプラザで「阿波踊り活竹人形」の制作に挑戦しました。
   
       えびす洞           阿波踊り活竹人形づくり
(あわっ子文化大使の感想)
・遍路道の一部しか歩かなかったけれど,思っていたよりもきつかったです。道しるべには様々な人の気持ちがこもっているのだと感じました。えびす洞は大きくて,波の力を改めて実感しました。私は,遍路道を歩いたことが一度もなかったので良い経験になりました。
・津波碑は,先人が残してくれた私たちへの手紙です。けれど,その石碑は,今は,見る人がいなくなってきていることを聞いて悲しくなりました。南海地震は,100年ぐらいの間隔でやってきます。家でも,南海地震について話し合って備えたいと思います。

鳴門市ドイツ館取材活動・鳴門「第九」インタビュー活動

平成29年度は,69名のあわっ子文化大使で活動をしていきます。
 第1回目は,鳴門市ドイツ館の取材と鳴門第九のインタビュー活動を行いました。

6月4日(日)
 午前中は,12名のあわっ子文化大使が,鳴門市ドイツ館の見学とレポート作成を行いました。板東俘虜収容所でのドイツ兵や日本兵,地域住民との交流や「交響曲第九」初演のエピソード等について説明を聞いた後,係りの方に質問をしながら,積極的に取材活動を行うことができました。

 

ドイツ館の前で・・・取材活動のスタートです!


 
今年初めての顔合わせです!             板東俘虜収容所の歴史について,
まずは,ゲームで交流です              しっかりとお話を聴きました


〈あわっ子文化大使の感想〉
 今回の活動で,今まで知らなかった事が分かって良かったです。松江所長の人道的な行動があったから,今でも徳島とドイツの交流が続いているんだと思います。
 そして,音楽がドイツ兵と板東の人をつなげる架け橋になったのだと感じました。
 音楽があって当たり前と思っていましたが,音楽が与えててくれる力を気付かせてもらいました。

 午後は,第36回ベートーヴェン「第九」交響曲演奏会を鑑賞しました。
 合唱に参加していた大麻中学校の生徒に対して,来年100周年となる「第九」や「鳴門」の魅力についてインタビュー活動を行いました。

 
 演奏前・・・          インタビュー活動をはじめます
 少し緊張して待っています

    
  第九の魅力は?        歌い終わっての感想は?

〈あわっ子文化大使の感想〉
 私も「第九」を歌ったことがあったので,とても楽しかった。今回は,聴く側になったことで,また,違う「第九」の魅力が伝わってきた。やっぱり,「第九」を聴いたり歌ったりするのは,とてもよい経験になると思う。

〈インタビューの一部より〉
Q:今日,歌い終わっての感想を教えください。
A:オーケストラの方や大人の方と歌うことができて,楽しかったし貴重な体験になり                        
 ました。 鳴門市民としての誇りもって歌いました。
Q:「第九」の魅力は何ですか?
A:たくさんの人とつながることができることです。
Q:「第九」を聴いてくれた人へのメッセージ
A:「第九」に少しでも興味があれば,今度は,ぜひ歌ってみてください。

 今年,初めてのあわっ子文化大使の活動は,4大モチーフの中の「第九」がテーマでした。今年は,「英語版プロモーションビデオ」を作成し,インターネット配信を行う予定です。4大モチーフを中心とした「あわ文化」を日本国内だけでなく,世界に発信していきます。
 これから,藍染めや和紙漉体験・遍路道体験・ジュニア浄瑠璃フェスティバルへ参加などたくさんの活動を予定しています。
 これからも,「あわっ子文化大使」の活躍に注目してください!

平成28年度あわっ子文化大使認定証書授与式

3月14日(火)
 県庁4階 会議室で平成28年度のあわっ子文化大使認定書授与式を行いました。
 今年度,認定された1,2年生に厳粛な雰囲気の中,飯泉知事より認定証とピンバッチが授与されました。
 平成25年度,県立中学校3校でスタートした「ふるさと発見!あわっ子文化大使育成プロジェクト」,平成28年度は対象を全ての公立中学校1,2年生に広げ実施してきました。   
 今年度は新たに12校から35名が認定されましたが,初めて「あわっ子文化大使」が誕生した学校が8校あり,その輪が広がっています。
 来年度は,総勢69名で活動します。
  

 

 

平成28年度「あわっ子文化大使」認定証授与式  (場所:県庁 会議室)

重要文化財萱葺民家見学

11月5日(土)5名のあわっ子文化大使が,「文化財マイスター養成講座」のみなさんと一緒に,国指定重要文化財「旧長岡家住宅」とつるぎ町指定有形文化財建造物「旧永井家庄屋屋敷」を見学しました。
   
        脇町南町のうだつの街並みを通って,「旧長岡家住宅」へ

 「旧長岡家住宅」  江戸時代中期の建築 (萱葺屋根古民家)
   

 「旧永井家庄屋屋敷」  江戸時代末期の建築
    
講師の鳴海先生の解説をうかがいながら見学

          

生徒の感想より
※重要文化財である「旧長岡家住宅」を見学して,たくさんの工夫がされているところに魅力を感じました。現在は玄関が西に面していますが,移築前は東に面し,朝日が多く入るようにしていたことや虫が逃げていくようにしていたことなど昔ならではのアイデアの素晴らしさがよく分かりました。

※僕は,脇町のうだつは見に行ったことがあるけど,長岡家や永井家は,今回初めて見たので,不思議なことばかりでした。普段の生活では見ることのないものなので,貴重な体験ができて良かったです。

※私は,今回のイベントに参加するまで,萱葺民家に全くといっていいほど,興味もなくて知識もありませんでした。しかし,講師の先生の分かりやすい説明を聞いていると,萱葺屋根の仕組みが少し分かるようになりました。何よりもどちらの民家もきれいに保存されていて,萱葺民家が使われていた時代が目に見るようでした。

犬飼農村舞台案内

11月3日(水)7名のあわっ子文化大使が,犬飼農村舞台(国の重要有形民俗文化財)で,作成した英語版あわ文化パンフレットを活用して,徳島大学の留学生19人(モンゴル,インドネシア,ベトナムなど6か国)に阿波人形浄瑠璃(国の無形民俗文化財)の魅力を英語で説明しました。

  
五王神社境内にて英語版パンフレットを使って阿波人形浄瑠璃を説明

  
  「御所桜堀川夜打 弁慶上使の段」と「襖からくり 段返し千畳敷」を鑑賞

      
         公演後に農村舞台の舞台裏を全員で見学

          
    農村舞台を背景に全員で記念撮影

生徒の感想より
※説明する前は,果たして留学生の方に内容が伝わるかどうかどきどきしていましたが,無事,仕事を終え安心しました。
※今回,私が最も印象に残ったのは,中国語の漢字です。留学生の方から日本語には中国から入ってきた言葉が予想以上にたくさんあることを教えていただき驚きました。
※襖からくりを実際に見るのは初めてした。目の前で襖が動くたびに動物や花景色に次々に変わっていく絵は見ていて感動しました。

阿波遍路道案内

 10月29日(土)4名のあわっ子大使が,作成した英語版あわ文化パンフレットを活用して,勝浦町生名の四国霊場第20番札所「鶴林寺」までの遍路道(国史跡)と境内を徳島大学の留学生(インドネシア,エジプト,カナダなど6か国)25名に英語で案内しました。

 
    道標の説明       丁石の説明     那賀川が一望できる絶景ポイント
  
           パンフレットを使って境内を説明
  

三重の塔の前で記念撮影

留学生からの「あわっ子文化大使」へのメッセージ
  ※ 私たちに日本の文化を紹介してくれて,ありがとうございました。
  ※ みんなの前で,英語で説明してくれて,本当に素晴らしいです。
  ※ これからも英語を楽しく勉強し続けてください,色々なことを体験してください。

生徒の感想より
  ※ 留学生のみなさんが積極的に話しかけてくださったので,とても楽しかった。
  ※ 留学生のみなさんは,コミュニケーションがとても上手で,日本語で一生懸命伝えようとしてくれた。

県民文化祭

10月23日(日) 徳島★ほう楽コンサート「kimono日和」に4名のあわっ子文化大使が参加しました。
コンサートの中で,観覧者を代表して,ファッション雑誌「KIMONO姫」編集長の田辺さんに,ファション雑誌の編集の工夫や苦労についてインタビューしました。

 

とくしま連と阿波おどり

8月12日(金)
 16名のあわっ子文化大使と4名のあわっ子サポーターがとくしま連(県庁連)に参加し,市役所前演舞場と両国橋演舞場に知事と一緒に踊り込みました。

       
 市役所前で記念撮影                         本番前にひと踊り
             
   市役所前演舞場         南内町演舞場

英語版あわ文化パンフレット作製

8月3日(水),4日(木)
 21名のあわっ子文化大使と6名のあわっ子サポーターが徳島大学国際センターで,外国人留学生と徳島大学生と交流しながら「英語版あわ文化パンフレット」の作製活動を行いました。

  
 パンフレットの題材選択      外国人留学生や徳島大学生と英訳に挑戦

  
        各グループの成果発表       様々なアイディアが生まれました    


生徒の感想より

※パンフレットを作ってみて,阿波人形浄瑠璃の素晴らしさを再発見できました。また英訳に挑戦することで,この魅力を外国の方々にも知ってもらおうという意識が高まりました。

※この2日間のパンフレットづくりで,私は深く人形浄瑠璃について知ることができ,興味が湧いてきました。学んだことをさらに深め,あわ文化を広めたいと思います。

※鶴林寺に実際に行ってルートマップを作りました。遍路道には多くの歴史が刻まれていました。このマップを見た人にもっと鶴林寺道を知ってもらいたいです。

※本堂もきれいですが,鶴林寺道を歩く人だけに見える山の景色も絶景です。私たちの誇りである「四国遍路」を県外や海外の方々に伝えられるよう今後の生活にもこの経験を生かしたいです。

※外国人留学生や現役大学生と交流することができて,とても有意義でした。

夏休み中学生県議会体験会

7月29日(金)
 あわっ子文化大使の8名が,夏休み中学生県議会体験会に参加しました。
 「徳島のきらめき~文化活動を通じ,みんながいきいきと輝く取組について~」のテーマのもと,一人ひとりが,あわ文化のよさや伝統文化の継承発展について意見を述べ,県議会議員の方々と意見交換を行いました。

         
                                本会議場での様子
          
                                委員会室での様子

四国八十八箇所霊場遍路道ウォーキング

17名のあわっ子文化大使が,徳島大学の外国人留学生8名とともに,道の駅「ひなの里かつうら」から第20番札所鶴林寺(かくりんじ)に続く遍路道のフィールドワークや,札所寺院をめぐり,遍路文化についての取材活動を行いました。

   
ひなの里かつうらで自己紹介。    鶴林寺に向け出発!

  

  

 
早渕先生,徳島大学のモートン先生から,遍路道や遍路文化についての説明を聞きながら留学生とともに取材活動。

        
                  全員無事,鶴林寺の本堂まで歩ききりました。

    
    鶴林寺          立江寺          恩山寺

生徒の感想より

※僕たちは,阿波遍路道の取材活動を行いました。道の駅「ひなの里かつうら」から鶴林寺までの道を歩きました。最初はコンクリートで整備された道でしたが,途中から昔のままの細い山道になりました。鶴林寺の手前では美しい石畳となっていました。道の途中からは国指定史跡に平成22年8月5日に指定されたそうです。
 道の途中にある遍路墓は,地元の人たちがお遍路中に亡くなられた方のお墓を建てたものだと聞き,昔のお遍路は死と隣り合わせなのだと驚きました。また,鶴林寺の由来についても教えていただきました。弘法大師が修行をしていたときに雌雄2羽の白鶴が小さな黄金のお地蔵さんを抱えているのを見て,この地が神聖な場所であると考え開創したそうです。 今回,他の学校の中学生や外国人留学生とともに遍路道を歩き取材活動をしたことは大変貴重な体験となりました。

※この活動は,僕のあわっ子文化大使としての初めての活動でしたが,とても良い経験となりました。僕は以前,立江寺と恩山寺に訪れたことがあったのですが,その時は知らなかった新たな知識を得ることができました。黒髪堂や弘法大師や弘法大師のお母様の像,おむつき堂など,今まで見えていなかったものや気付けていなかったことを新たな視点から発見することができました。そして,それぞれのお寺に秘められた歴史やそれぞれの特徴を改めて深く知ることができました。今回,僕は鶴林寺に行くことはできなかったけれど,機会があったらまた自分の足で訪れてみたいです。

※今回,初めて遍路道を歩いて様々なことを知りました。数々の伝説や遍路道の楽しさなど,どれも貴重な経験ができて良かったです。 しかし,自分の無知さも痛感しました。遍路道について学習し,知った気になっていただけなのだと気付きました。実際に歩いてみると想像以上にきつく道は険しかったです。実際に体験することで,本当の遍路道に気付き知ることができたと思います。今回,参加したことで感じた自分の不甲斐なさへの後悔を,次に参加するときには自信にかえて挑みたいです。

勝瑞城館跡での発掘体験Ⅱ

5月28日(土)
 昨年度に続き,国史跡勝瑞城館跡で,14名のあわっ子文化大使が発掘体験を行いました。前回は,あわっ子文化大使が建物の土台となる礎石を発見しましたが,今回は何と約3センチメートルの純金製と思われる飾り金具を発掘し,職員の皆さんを驚かせていました。

       

今回も,藍住町教育委員会の重見さんより,勝瑞城館や三好氏について説明していただきました。

  

  
生徒の感想より

※あわっ子文化大使となっての初めての活動でした。僕は最初,発掘体験をしました。この体験は何が出てくるか分からないので,とてもワクワクしていました。僕は銅がさびた物やお皿のかけらみたいな物をたくさん見つけました。中には金色のものが出てきた人もいて,びっくりしたし,うらやましかったです。現場・遺物見学では,重見さんに様々なことを教わりました。重見さんは,優しく教えてくださって,とっても分かりやすかったです。今日は,とっても勉強になったし,いい体験もできたので参加して良かったです。これからも,徳島について,もっとたくさん知っていきたいです。

※私は,「勝瑞城館跡」という言葉を耳にするのは初めてで,それが国指定史跡だということも全く知りませんでした。今日の見学で,戦国時代の勝瑞城館や三好氏の様子が,どのようなものだったのかよく分かりました。宴会の食事に使われるお皿が使い捨てだということには驚きました。復元された大規模な濠は,思っていたより深くはなかったけれど,幅が広くて,すごいなと思いました。庭の池は30m,40mと広がってとても大きく,三好氏の権力の大きさがよく分かりました。遺物発掘体験では,一緒に掘ってくださっていた方が,これがおわんの底の部分だと教えてくださったので,昔の人の生活をイメージして作業することができました。今回の発掘体験を通して,昔の徳島県の姿が見えてきた気がしました。


※僕は,この勝瑞城館跡発掘体験で,この史跡がいかに重要ですごいものかを知りました。何度か勝瑞城館跡へ来たことはあったけど,このような歴史的に重要な場所だとは知りませんでした。また,自分の手で土器などの遺物を発掘することができて感動しました。また,このような機会があれば参加したいです。


※私が,勝瑞城館跡発掘体験に来るのは2回目です。今回,もう一度来たことによって勝瑞城館跡に関する復習もでき,さらに新しい知識も得ることができました。勝瑞城館跡に関しては,これから自ら進んで調べてみたいと強く思いました。
 また,前回の発掘でははあまり掘ることはできませんでしたが,今回はたくさんの遺物を掘ることができて楽しかったです。一番驚いたのは掘っていたら金色の遺物が出てきたことです。出て来るとは思ってもいなかったので,すごく驚いたし嬉しかったです。 今回のこの体験を生かして,藍住町や勝瑞城館跡のよさをたくさんの人に伝えられるようになりたいと思います。

吉野川浄瑠璃クルーズ

5月21日(土)
 14名のあわっ子文化大使が,徳島大学の外国人留学生13名とともに,新町川水際公園からクルーズ船に乗り阿波十郎兵衛屋敷まで移動後,阿波人形浄瑠璃の特徴や「吉野川と藍染め・人形浄瑠璃」の関係についての取材を行いました。

  
生徒の感想より
※いつもは母の車に乗って見る景色が,クルーズ船に乗って風を心地よく感じながら見ると新鮮で違う場所のように感じました。普段は通れない橋の下をくぐり抜けるなど楽しい体験ができました。新町川から阿波十郎兵衛屋敷まで船で移動できることにも驚きました。
※初めてクルーズ船に乗ったので,全てが新鮮でした。特に,吉野川にでたとき,地上からでは感じられない広大な景色を目の当たりにして感動しました。この吉野川が,たくさんのあわ文化を育んだのだと思うと,徳島の母のようなものだと思いました。普段とは違う視点で,吉野川を見たことで,新たな良さを知ることができました。

   


   
生徒の感想より
※交流した留学生方の中には,お互い母国語が理解できないため英語で会話をしている人がいました。英語が少しでも話せることで,他の国の人と仲良くなれることを改めて思い,英語の素晴らしさに気づきました。 
※留学生の方と吉野川を一緒にクルーズしたり浄瑠璃を一緒に観たりしましたが,どちらも強い興味を示していて,真剣に話を聞いたり,景色を眺めたりしていました。8月にまた会うと思うので,一緒に楽しく活動したいと思いました。

勝瑞城館跡での発掘体験

1月23日(土)勝瑞城館跡発掘現場で,あわっ子文化大使24名が発掘体験をしました。
勝瑞は,戦国期に阿波の実権を握った三好氏が本拠とし,天正10年(1582)に土佐の長宗我部勢に破れ落城するまで,阿波の政治・経済・文化の中心地として栄えました。勝瑞城館跡は,三好氏の居城と推定され平成13年1月に国史跡に指定されています。現在は公開復元に向けた発掘調査が継続して行われています。

   

 藍住町教育委員会の重見さんより,勝瑞城館や三好氏について説明していただきました。

  

 作業員さんの指導のもと実際の発掘現場で発掘作業を体験させていただきました。

生徒の作文より 

※勝瑞城館跡発掘体験や現場見学をとおして,勝瑞城や三好氏について,もっと深く知り,興味を持つことができました。現場見学では,三好氏が大きな池や庭園をもっていたこと知り,また,池があるこということが,一つの権力の象徴であることに驚きました。中央の政治に深く関わり,にぎわっていた頃の様子を感じることができました。
 発掘体験では,発掘作業の大変さと遺物を見つけた時の興奮を知りました。みなさんが毎日一生懸命発掘している気持ちを少し知ることができたと思います。今日,礎石が出土したと聞いた時は,私も感動したし,うれしくなりました。

※今回の体験を通して,昔の人の生活の仕方が,少し分かった気がしました。1番楽しかったのは,発掘体験です。初めての体験でした。お茶碗のかけらや炭,石を発掘しました。発掘体験をして,勝瑞城がどのような様子で建っていたのかを想像することができました。
 発掘体験は50分間しかなかったけど,たくさん土器が出てきたので,掘りがいがありました。もっと時間欲しかったです。考古学者になって発掘調査がずっとできたらいいなと思いました。お茶碗のかけらを掘り出しただで,とても嬉しかったので,大きなものを掘り出しときは,もっともっと嬉しいんだろうなと思いました。

県民文化祭での活動

11月8日(日)あわっ子文化大使3名が,あわぎんホールで,徳島市出身若手ギタリスト徳永真一郎さんと世界で活躍する福田伸一さんによるクラシックギターコンサートが開催され,観客をロビーでお出迎えし,ロビーで展示しているギターの解説を担当しました。
 展示していたのは,コンサートでも使用されたギターで県内で製作された手作りギターです。作家さんの隣で制作方法や材料などを観客に伝えました。自分たちも作家からたくさんお話を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

       

   

生徒の感想より
※ ロビーでギターづくりの解説をしていたとき,聞いてくれたお客さんが「ありがとう」と言ってくれて,うれしく,やりがいを感じました。それから,コンサートではギター演奏を聴きました。クラシックギターの音色は優しく綺麗で感動しました。

※ ロビーでの活動は緊張したけれど,いい経験ができました。特に印象に残っているのは,お客さんが作家さんに「ギターもワインのように古いものがいいのですか」と聞いたら,「必ずしもそうではない。新しいギターも音色のよいものを好む演奏者がいる」「一年で一本しか作れない」と答えていて私も意外でした。

※ 福田さんがコンサートで「プロが使うギターをつくっている徳島はすごい,全国でも珍しい」と言っていました。時間や手間・高い技術を必要とするギター製作,「日本でも徳島くらいしか聞いたことがない」というのはすごいと思いました。

※ 僕は吹奏楽部で金管楽器を担当していますが,音の強弱や繊細な表現などとても参考になりました。クラシックギターのコンサートは初めてでしたがプロはやっぱり素晴らしい,真似できないと思いました。また,独学でギターをつくった人の話も意外でした。

埋蔵文化財総合センター設立20周年式典

11月7日(土)あわっ子文化大使6名が,徳島県立埋蔵文化財総合センター設立20周年記念式典に参加しました。記念式典では矢野銅鐸の4Kデジタルコンテンツの紹介,特別展示室で展示物の解説を行いました。


  


生徒の作文より
※ 徳島県立埋蔵文化財総合センターへ初めて来て,矢野銅鐸を初めて見て,思っていたものよりも大きくて驚きました。1800年前には,もうあんな立派な銅鐸をつくる技術があり,それを活用してつくっている人を見習いたいです。矢野銅鐸についての説明をして,矢野銅鐸のことを知ることができました。徳島にある埋蔵文化財について,将来,県外の友人などにも深く知ってもらえるような説明をしてもっと徳島に興味を持ってもらいたいです。

※ 私は今回,展示室の説明にあたったのだが,人に道具の説明をするのはけっこう難しかった。も私は人と話すのが苦手なので,自ら進んで説明するということがなかなかできなかった。だけど,来てくれた方々から道具の使い方などを詳しく説明してもらえたので,私も道具の使い方を知ることができてよかったと思う。それに,来てくれた方々も平安時代か奈良時代などとても古い歴史があることを知って驚いてくれたので,歴史を伝えることができてよかったと思う。

※ 今回説明していて,自分も普段気づかないことを考えるきっかけになった。自分は説明する側だったが,展示品を見ていて知らないことだらけだった。本当に勉強になったうえ,興味がわいてきた。いろいろな展示品があったが,その全てが後世に残していくべき大切なものだと思った。今後も見つかっていくであろう過去の遺物は,僕たち子供の意識ひとつで残していけるものだと思う。これを感じ取れたことが,今回一番の収穫だと思った。

日本舞踊体験

11月2日(月)あわっ子文化大使9名が,あわぎんホールで日本舞踊体験講座を受講しました。和服の着付けや扇の使い方の講習の後,「さくら」の伴奏にあわせて日本舞踊の基本を習いました。

  

生徒の作文より

※ 私は日本舞踊の体験を通して,日本の文化の幅広さを感じた。たとえば,初めは能に近いものだろうと思っていたが,終わってみると歌舞伎にも通じるものがあるような気がした。一つ一つがそれぞれに大成し,さらに影響を及ぼし合っているところに,「日本人の取り込みの上手さ」があると思う。

※ 体験では「さくら」を習った。一つ一つの動きは簡単にできても,その中に華やかさや美しさを出すことは大変なことが分かった。特に,伴奏に乗せて踊らねばならないときは,次の動きを考えねばならず,頭が真っ白になってしまうこともあった。しかし,本番の檜舞台は立派で,なんだか練習の時より上手く踊れた気がした。今回の体験で,もっと沢山の人に日本舞踊を知ってもらいたいと思った。

文化の森開園25周年記念イベント

10月3日(土)文化の森開園25周年記念イベントにあわっ子文化大使11名が参加しました。
 開会イベントでは,飯泉知事他,大勢の出席者を前に,お祝いの思いを伝えました。その後,各館の学芸員から展示解説していただきながら一緒に文化の森の施設を巡りました。午後からは,開催中の「フィギア展」ワークショップにも参加しました。阿波おどりフィギュアの色塗り体験で学んだことや文化の森の魅力を「全国」の人に伝える紹介文を作成しました。

生徒の作文より

※ 私は文化の森で「人間表現を楽しむ二十五のとびら展」を見学しました。30分という短い時間での見学でしたが,どの絵画もすばらしく,個性豊かでした。一つ一つの作品が私の五感を使わせ,目だけでなく,心や体も楽しませてくれました。今までこのように絵画を見たことがなく,絵画の奥深さを思い知らされました。
 
※ 今回展示で一番心に残ったのは,河井誠一さんの油絵『休み日』でした。家族がテラスでくつろいでいる大きな絵だったからか,心が落ち着き穏やかな気持ちになりました。そんなことを思えたのも,はじめに専門のスタッフさんが言ってくださった「アートは人それぞれ違う印象を受けるから,それを体や五感を使って楽しんでください。」という,この一言のおかげかもしれません。

 

      開会セレモニー     近代美術館

    博物館       鳥居龍蔵記念博物館

    阿波おどりフィギュアの色塗り体験

あわっ子キャラバン隊(大歩危コース)

8月24日(月)にあわっ子キャラバン隊(大歩危コース)を実施しました。あわっ子文化大使18名が参加しました。
 平家一族が追っ手から逃れるとき,いつでも切り離せるようにシラクチカズラという植物でつくった祖谷のかずら橋や平成26年3月に国の天然記念物に指定された大歩危を訪ねました。

 

        祖谷のかずら橋      大歩危遊覧船          

    大歩危

        

     ガイドさんを交えて記念撮影
 生徒の感想より
 日本の三大奇橋の一つである,かずら橋。山と山の間にかけられ,橋の下を流れる川からの距離が何ともいえないスリル感を生み出します。かずらの茶色,葉の緑色,水の青色が見事に調和しており,祖谷独自の景色といえるでしょう。

 遊覧船に乗ると大歩危峡の壮大な景観を見ることができます。とても大きく自然の力強さを感じます。船上から見る景色は,道の上から見る景色より大きく感じました。それに,川の上は涼しくて,とても居心地が良かったです。

全国中学校総合文化祭に参加

徳島県の中学生を代表して,8月20日(木)~21日(金)に東京の調布市で行われた全国総合文化祭に,あわっ子文化大使12名が参加しました。
 全国の中学生の優れた舞台発表や美術,書道作品展を鑑賞しました。会場を訪れた人に徳島県のPRパンフレットを配布し,徳島県の魅力を情報発信することができました。
 全国中学校総合文化祭で学んできたことを12月に行われる徳島県中学校総合文化祭に活かしていきたいと思います。

阿波おどり とくしま連に参加

8月12日(水)
 とくしま連(県庁連)に参加して知事と一緒に,桟敷に踊り込みました。そして,踊りの合間に県外客に「四大モチーフ」うちわを配りました。

生徒たちの感想です。(抜粋)
・ 練習のときには,とくしま連のみなさんが,初めて踊る男踊りを優しく,楽しく教えてくださり,緊張することなく踊ることができました。
・私は,とくしま連で踊るのが大好きです。なぜかと言うと,今まで会ったことのなかった人とでも心を一つにして,一緒に踊ることによって通じ合えることができたからです。あわっ子文化大使とてして,とくしま連で踊り,阿波おどりというすばらしい文化を日本中,世界中に伝えていきたいと思います。

 
        徳島市役所前にて記念撮影

 

       本番前にひと踊り    次の踊りの前にちょっと一息

あわっ子キャラバン隊(鳴門渦潮コース)

8月4日(火) あわっ子キャラバン隊(鳴門渦潮コース)の活動に16名のあわっ子文化大使が参加しました。大谷焼体験,ドイツ館,渦潮,福永家住宅を見学しました。大変暑い中でしたが,ガイドさんの説明を集中して聞き,あわ文化の素晴らしさを体感した1日でした。

 
 大谷焼(森陶器にて)
 生徒の感想より
 大谷焼についてはある程度は知っていたけど,今回さらに知らなかったことを学ぶことができました。一つは一つの作品を作るのに約1ヶ月かかることです。もう一つは,昔は数十個使われていた大きな登り窯が,今は,ほとんど使われてないことです。どちらもすごく意外でした。

 

 ドイツ館
 生徒の感想より
 ドイツ館では,第1次世界大戦の日本とドイツの交流を学ぶことができました。人道的な環境だったからこそ生まれた鳴門の人々とドイツ兵のきずなはお互いによい影響を与えたと思います。収容所にボーリング場や別荘があったことにはさすがに驚きました。
 ドイツ館では,ベートーベンの第九の初演など鳴門の歴史も知ることができます。たくさんの人に訪れてほしいです。

 

渦潮見学

 生徒の感想より
 私は以前に橋の上から渦潮を見たことがあります。その時初めて見た渦潮の大きさに感動しました。今回,船であんなに近くに行って渦潮を見て,渦潮の大きさと迫力にとても驚きました。目の前で渦を巻いていく様子は,何度見てもあきませんでした。

    
 福永家住宅(塩田屋敷跡)
 生徒の感想より
 ここが塩田だったんだ。ここで作業をしていたんだなという事がよく伝わってきました。私自身,塩づくりを体験したことがあります。海水からだと,とても時間がかかりました。なのでお話を聞いて,確かにそうだと思いました。