活動報告(令和元年度以前)

令和元年度あわっ子文化大使活動報告

10月6日(日)あわ歴史・文化体験モニターツアー
 「あわっ子文化大使」と「高校生サポーター」によって,ツアーの企画・ガイド原稿の作成等を行ってきた「あわ歴史・文化体験モニターツアー」を実施しました。前回の体験ツアーで修正を加えたガイド原稿を使って,「あわっ子文化大使」がガイド役を務めました。慣れないバスの中や屋外でのガイドでしたが,徳島の魅力を伝えるために笑顔でツアーガイドを行うことができました。
 また,当日は広報用の映像の撮影も行われました。
  
      藍染め体験         完成作品を披露

  
    土柱展望台でのガイド     土柱頂上からのガイド
   
   昼食は「たらいうどん」で     阿波おどり体験
【あわっ子文化大使の感想】
・今回は,一般の方たちも一緒で,私たち「あわっ子文化大使」はガイドという形での参加だったが,自分たちも十分に楽しむことができた。参加者の方たちも楽しんでくださったようで,嬉しかった。もっと多くの人に「あわ文化」をPRしていきたいと思った。
・ガイドはゆっくりと聞き取りやすいように言うことを心がけた。前回の体験ツアーの研修の時に講師の方にアドバイスいただいたことに気をつけながら,ガイドを行った。
【一般の参加者の方の感想】
・始めて参加しました。徳島に住んでいるのに藍染めは初めて,土柱は25年ぶり?阿波おどりは20年ぶり?でした。どれもとても楽しく体験させてらいました。ぜひとも県内外・世界に伝えたいです。
・非常にはきはきと話されていて,聞き取りやすかったです。内容もわかりやすく,途中でクイズを取り入れるなど,とても工夫されていて飽きなかったです。 

 

夏休み中,多くの「あわっ子文化大使」の活動が行われました。
各活動を紹介します。
 7月26日(金)夏休み中学生県議会体験会
 開かれた県議会の一環として,議会の活動を学んだり,県議会議員の方と意見交換を行ったりしました。
あわっ子文化大使は「徳島の魅力を発信しよう」というテーマで意見交換を行い,自分たちが住んでいる地域や徳島の良さを県内外に発信し「徳島ファン」を増やすための具体的なアイデアを出し合うことができました。
   
      議事堂見学           意見交換           代表者による報告
 
 7月27日(土)あわ歴史・文化体験ツアー
 あわっ子文化大使と高校生サポーターが作成したガイド原稿をつかってガイド研修を行いながら,自分たちが企画したコースを実際に体験しました。
 ガイド研修では,講師の方から,母音をしっかり発音し聞き取りやすく口を大きく開けること,相手の目を見て思いを伝えること等,ポイントを教えていただいた後,全員で発声練習をしました。各体験場所でのガイド原稿についても丁寧にアドバイスをいただき,内容を深めることができました。
【あわっ子文化大使や高校生サポーターの感想】
 (藍染め体験)
 たくさんの模様の付け方があって,いろいろと工夫をしながら楽しく作ることができました。周りの人たちと色合いが違ったり,模様をつける位置が違ったりして,見せ合うのも楽しかったです。私は,初めて藍染めを体験しましたが,意外と簡単で,結構イメージ通りにできたので,嬉しかったです。10月も参加者の方々と楽しみたいです。
 (阿波の土柱)
 坂道はなかなか急で,汗ばみながらの見学だったが,土柱の大きさやボランティアガイドの方が説明してくれた歴史に感動した。お話によると土柱はおよそ800年後には風化などによって,なくなってしまうかもしれないということで,自然の儚さに少し趣深いものを感じた。
 (たらいうどん)
 川がとても透き通っていた。木々が心地のよい影をつくっており,イモリやトンボなどがさらに自然を象徴していた。そんな景色を見ながら食べる「たらいうどん」はとてもおいしかった。また,みんなと分け合ったので会話もはずんで楽しかった。
 (阿波おどり会館)
 実際に会場で観ると,鳴り物や踊りの迫力が伝わってきてとても感動しました。
 今までも,何回か阿波おどりを生で観たことがありましたが,何回観ても,やっぱり自分の地元にある「阿波おどり」は素晴らしいと改めて感じました。
   
    バスの中で発声練習      あわっ子文化大使によるガイド  
    
                 藍染め体験                          
   
      阿波の土柱            たらいうどん
  
     阿波おどり体験 
 今回,研修の中で学んだガイドの手法や修正を加えたガイド原稿を元に,10月6日(日)には,実際にモニターの方に参加していただくツアーを行います。
 あわっ子文化大使と高校生サポーターで企画したツアーを楽しんでいただきたいと思います。

 8月7日(水),8月9日(金)図書館司書体験
 徳島県立図書館で,2日間にわたって司書体験が行われました。
 1日目は,図書館司書の大切な仕事の一つである「レファレンス」について学んだ後,
班に分かれ,役割分担をして体験しました。また,普段は見られない図書館の裏側も見ることができました。
 2日目は,小さなあわっ子たちのための「おはなし会」で,徳島の昔話の読み聞かせを行いました。
     
       図書館探検           レファレンス体験           お話会
【あわっ子文化大使の感想】
 1日目は,図書館探検で,普段は一般のお客さんが見ることのできない書庫などを見学することで,図書館の裏側を知ることができ,良い経験になりました。
 また,本の調べ方やレファレンスについての講習を受けて,「レファレンス」という仕事があることすら知らなかった私からすると,初めてのことばかりで,すごく勉強になりました。これから図書館を利用するときは,いろいろな方向に目を向けてみたいと思います。
 2日目は,小さな子どもたちに向けて,本の読み聞かせをしました。今までこのような機会がなかったので,すごく緊張しましたが,小さな子どもたちがしっかり前を向いて話を聞いてくれたので,私もあせらずに読むことができました。
これをきっかけに自分の弟にも読み聞かせをしてもいいかなと思いました。
 実際に自分で体験をしてみると,いろいろな発見ができて面白かったです。

 8月12日(月)「とくしま連」と阿波おどり
 本番に向けて5回の練習に参加し,当日は,「とくしま連」とともに,2つの演舞場に躍り込みました。演舞場では来場のお客さんに「あわっ子文化大使うちわ」も配り,徳島の四大モチーフをPRしました。
    
      出発前に            演舞場で            演舞場で

 8月23日(金)あわっ子シンポジウム
 あわっ子文化大使と高校生サポーターによって司会原稿,各活動の発表原稿,展示資料等の作成を行ってきた「あわっ子シンポジウム」を開催しました。
 当日は,あわっ子文化大使1期生の社会人・大学生サポーターにも参加いただき,鳴門教育大学大学院の梅津正美教授による講演,あわっ子文化大使による活動報告,梅津先生にコーディネーターをお願いし,社会人・大学生サポーター,高校生サポーター,あわっ子文化大使がパネリストを務めたパネルディスカッションという内容で,あわっ子文化大使の運営のもとシンポジウムを進行しました。
 パネルディスカッションでは,先輩サポーターから貴重なアドバイスをいただき,充実した時間となりました。
     
       講演             活動報告            パネルディスカッション
【あわっ子文化大使の感想】
 講演を聴き「ふるさと」とは何かを深く考えることができた。「あわ文化」を伝えていくことは,難しい面もあるが,まずは,相手に興味をもってもらわなければいけないと思った。地域ごとに良さを見つけ,その良さを知ってもらうために地域の人がつながって何かできればと思った。
 自分ももっと「あわ文化」について知らなければいけないと思った。
【先輩サポーターの感想】
 現在の「あわっ子文化大使」の活動の幅広さに驚いた。
 4K映像の撮影やナレーション収録,You Tubeでの「英語版プロモーションビデオ」の配信など,グローバルに活動しているので,これからさらにどのように変化していくのか,とても楽しみです。