活動報告(令和元年度以前)

2016年11月の記事一覧

重要文化財萱葺民家見学

11月5日(土)5名のあわっ子文化大使が,「文化財マイスター養成講座」のみなさんと一緒に,国指定重要文化財「旧長岡家住宅」とつるぎ町指定有形文化財建造物「旧永井家庄屋屋敷」を見学しました。
   
        脇町南町のうだつの街並みを通って,「旧長岡家住宅」へ

 「旧長岡家住宅」  江戸時代中期の建築 (萱葺屋根古民家)
   

 「旧永井家庄屋屋敷」  江戸時代末期の建築
    
講師の鳴海先生の解説をうかがいながら見学

          

生徒の感想より
※重要文化財である「旧長岡家住宅」を見学して,たくさんの工夫がされているところに魅力を感じました。現在は玄関が西に面していますが,移築前は東に面し,朝日が多く入るようにしていたことや虫が逃げていくようにしていたことなど昔ならではのアイデアの素晴らしさがよく分かりました。

※僕は,脇町のうだつは見に行ったことがあるけど,長岡家や永井家は,今回初めて見たので,不思議なことばかりでした。普段の生活では見ることのないものなので,貴重な体験ができて良かったです。

※私は,今回のイベントに参加するまで,萱葺民家に全くといっていいほど,興味もなくて知識もありませんでした。しかし,講師の先生の分かりやすい説明を聞いていると,萱葺屋根の仕組みが少し分かるようになりました。何よりもどちらの民家もきれいに保存されていて,萱葺民家が使われていた時代が目に見るようでした。

犬飼農村舞台案内

11月3日(水)7名のあわっ子文化大使が,犬飼農村舞台(国の重要有形民俗文化財)で,作成した英語版あわ文化パンフレットを活用して,徳島大学の留学生19人(モンゴル,インドネシア,ベトナムなど6か国)に阿波人形浄瑠璃(国の無形民俗文化財)の魅力を英語で説明しました。

  
五王神社境内にて英語版パンフレットを使って阿波人形浄瑠璃を説明

  
  「御所桜堀川夜打 弁慶上使の段」と「襖からくり 段返し千畳敷」を鑑賞

      
         公演後に農村舞台の舞台裏を全員で見学

          
    農村舞台を背景に全員で記念撮影

生徒の感想より
※説明する前は,果たして留学生の方に内容が伝わるかどうかどきどきしていましたが,無事,仕事を終え安心しました。
※今回,私が最も印象に残ったのは,中国語の漢字です。留学生の方から日本語には中国から入ってきた言葉が予想以上にたくさんあることを教えていただき驚きました。
※襖からくりを実際に見るのは初めてした。目の前で襖が動くたびに動物や花景色に次々に変わっていく絵は見ていて感動しました。