活動報告(令和元年度以前)
鳴門市ドイツ館取材活動・鳴門「第九」インタビュー活動
平成29年度は,69名のあわっ子文化大使で活動をしていきます。
第1回目は,鳴門市ドイツ館の取材と鳴門第九のインタビュー活動を行いました。
6月4日(日)
午前中は,12名のあわっ子文化大使が,鳴門市ドイツ館の見学とレポート作成を行いました。板東俘虜収容所でのドイツ兵や日本兵,地域住民との交流や「交響曲第九」初演のエピソード等について説明を聞いた後,係りの方に質問をしながら,積極的に取材活動を行うことができました。
ドイツ館の前で・・・取材活動のスタートです!
今年初めての顔合わせです! 板東俘虜収容所の歴史について,
まずは,ゲームで交流です しっかりとお話を聴きました
〈あわっ子文化大使の感想〉
今回の活動で,今まで知らなかった事が分かって良かったです。松江所長の人道的な行動があったから,今でも徳島とドイツの交流が続いているんだと思います。
そして,音楽がドイツ兵と板東の人をつなげる架け橋になったのだと感じました。
音楽があって当たり前と思っていましたが,音楽が与えててくれる力を気付かせてもらいました。
午後は,第36回ベートーヴェン「第九」交響曲演奏会を鑑賞しました。
合唱に参加していた大麻中学校の生徒に対して,来年100周年となる「第九」や「鳴門」の魅力についてインタビュー活動を行いました。
演奏前・・・ インタビュー活動をはじめます
少し緊張して待っています
第九の魅力は? 歌い終わっての感想は?
〈あわっ子文化大使の感想〉
私も「第九」を歌ったことがあったので,とても楽しかった。今回は,聴く側になったことで,また,違う「第九」の魅力が伝わってきた。やっぱり,「第九」を聴いたり歌ったりするのは,とてもよい経験になると思う。
〈インタビューの一部より〉
Q:今日,歌い終わっての感想を教えください。
A:オーケストラの方や大人の方と歌うことができて,楽しかったし貴重な体験になり
ました。 鳴門市民としての誇りもって歌いました。
Q:「第九」の魅力は何ですか?
A:たくさんの人とつながることができることです。
Q:「第九」を聴いてくれた人へのメッセージ
A:「第九」に少しでも興味があれば,今度は,ぜひ歌ってみてください。
今年,初めてのあわっ子文化大使の活動は,4大モチーフの中の「第九」がテーマでした。今年は,「英語版プロモーションビデオ」を作成し,インターネット配信を行う予定です。4大モチーフを中心とした「あわ文化」を日本国内だけでなく,世界に発信していきます。
これから,藍染めや和紙漉体験・遍路道体験・ジュニア浄瑠璃フェスティバルへ参加などたくさんの活動を予定しています。
これからも,「あわっ子文化大使」の活躍に注目してください!
平成28年度あわっ子文化大使認定証書授与式
3月14日(火)
県庁4階 会議室で平成28年度のあわっ子文化大使認定書授与式を行いました。
今年度,認定された1,2年生に厳粛な雰囲気の中,飯泉知事より認定証とピンバッチが授与されました。
平成25年度,県立中学校3校でスタートした「ふるさと発見!あわっ子文化大使育成プロジェクト」,平成28年度は対象を全ての公立中学校1,2年生に広げ実施してきました。
今年度は新たに12校から35名が認定されましたが,初めて「あわっ子文化大使」が誕生した学校が8校あり,その輪が広がっています。
来年度は,総勢69名で活動します。
平成28年度「あわっ子文化大使」認定証授与式 (場所:県庁 会議室)
重要文化財萱葺民家見学
11月5日(土)5名のあわっ子文化大使が,「文化財マイスター養成講座」のみなさんと一緒に,国指定重要文化財「旧長岡家住宅」とつるぎ町指定有形文化財建造物「旧永井家庄屋屋敷」を見学しました。
脇町南町のうだつの街並みを通って,「旧長岡家住宅」へ
「旧長岡家住宅」 江戸時代中期の建築 (萱葺屋根古民家)
「旧永井家庄屋屋敷」 江戸時代末期の建築
講師の鳴海先生の解説をうかがいながら見学
生徒の感想より
※重要文化財である「旧長岡家住宅」を見学して,たくさんの工夫がされているところに魅力を感じました。現在は玄関が西に面していますが,移築前は東に面し,朝日が多く入るようにしていたことや虫が逃げていくようにしていたことなど昔ならではのアイデアの素晴らしさがよく分かりました。
※僕は,脇町のうだつは見に行ったことがあるけど,長岡家や永井家は,今回初めて見たので,不思議なことばかりでした。普段の生活では見ることのないものなので,貴重な体験ができて良かったです。
※私は,今回のイベントに参加するまで,萱葺民家に全くといっていいほど,興味もなくて知識もありませんでした。しかし,講師の先生の分かりやすい説明を聞いていると,萱葺屋根の仕組みが少し分かるようになりました。何よりもどちらの民家もきれいに保存されていて,萱葺民家が使われていた時代が目に見るようでした。
犬飼農村舞台案内
11月3日(水)7名のあわっ子文化大使が,犬飼農村舞台(国の重要有形民俗文化財)で,作成した英語版あわ文化パンフレットを活用して,徳島大学の留学生19人(モンゴル,インドネシア,ベトナムなど6か国)に阿波人形浄瑠璃(国の無形民俗文化財)の魅力を英語で説明しました。
五王神社境内にて英語版パンフレットを使って阿波人形浄瑠璃を説明
「御所桜堀川夜打 弁慶上使の段」と「襖からくり 段返し千畳敷」を鑑賞
公演後に農村舞台の舞台裏を全員で見学
農村舞台を背景に全員で記念撮影
生徒の感想より
※説明する前は,果たして留学生の方に内容が伝わるかどうかどきどきしていましたが,無事,仕事を終え安心しました。
※今回,私が最も印象に残ったのは,中国語の漢字です。留学生の方から日本語には中国から入ってきた言葉が予想以上にたくさんあることを教えていただき驚きました。
※襖からくりを実際に見るのは初めてした。目の前で襖が動くたびに動物や花景色に次々に変わっていく絵は見ていて感動しました。
阿波遍路道案内
10月29日(土)4名のあわっ子大使が,作成した英語版あわ文化パンフレットを活用して,勝浦町生名の四国霊場第20番札所「鶴林寺」までの遍路道(国史跡)と境内を徳島大学の留学生(インドネシア,エジプト,カナダなど6か国)25名に英語で案内しました。
道標の説明 丁石の説明 那賀川が一望できる絶景ポイント
パンフレットを使って境内を説明
三重の塔の前で記念撮影
留学生からの「あわっ子文化大使」へのメッセージ
※ 私たちに日本の文化を紹介してくれて,ありがとうございました。
※ みんなの前で,英語で説明してくれて,本当に素晴らしいです。
※ これからも英語を楽しく勉強し続けてください,色々なことを体験してください。
生徒の感想より
※ 留学生のみなさんが積極的に話しかけてくださったので,とても楽しかった。
※ 留学生のみなさんは,コミュニケーションがとても上手で,日本語で一生懸命伝えようとしてくれた。
令和5年度「あわっ子文化大使」認定証授与式
令和6年3月14日(木)、令和5年度「あわっ子文化大使」認定証授与式が行われました。14の中学校から40名の第11期「あわっ子文化大使」が誕生しました!